雑記

ビールに酔いながら、押し入れの整理を何となく始めた。
押し入れを開けると、子供の頃からの本が詰まっている。
ジャンプコミックスとかのマンガやら、ズッコケ三人組とかの本やら、
大学の教科書やら参考書やら小説やらいろいろ出てくる。
しばらく、エンペラー改造ミニ四駆BOOKを読む。
なんかパーツの絵に鉛筆で丸がしてある。当時、大事だったんだろう。
その後中途半端に揃ったウイングマンを読みふけり、また漁ってみると、
野口英世の伝記が出てきた。
小学校低学年のとき、家で留守番をしていると生保レディがやってきて、
「今日は誰もいない」と言うと「これをあげる」ともらったものだ。
僕はその日から野口英世の伝記を読み続けた。読み終わってもまた読んだ。
火傷しててんぼうと呼ばれて地獄を味わうも、手を治して医者になり、活躍する。
何回読んだかわからない。北斗の拳より読んだ。
再び手にして、また読んでしまった。あのとき8歳。今32歳。
そんなことしてて、整理できずに終わった。