雑記

寒中キャンプが好きだ。春夏秋のキャンプももちろんいいけど、1月2月あたりの冬のキャンプが楽しい。


まず寒くてキャンプ場に人がいない。車中では「山ガールいるかな」なんてウキウキして話しているが、
着いてからそんな人がいるのを見たことがない。何度か冬に行った君津のキャンプ場には、我々以外は野良猫しかいなかった。
音楽をかけようが騒ごうが飲み過ぎようが、かなり自由だ。


そして寒いせいなのか、温かい料理が何でも美味い。
ポトフとかおでんとかの汁物はもちろん、ベーコンでもソーセージでも何でも美味い。
レトルトのハヤシライスとか、普段食べても何とも思わないものでも3倍増しで美味く感じる。
つまみにする乾きものだと、しつこくない落花生がいい。寒いと何かを食べ続けたくなるからだ。
一度マイナス6,7度くらいになったときに、皆で落花生を食べるのが止まらなくなったことがあった。
寒すぎて皆頭がおかしくなったのか、「うまい、うまい」と言いながら落花生をずっと食べ続けた。


そしてホットウイスキーだ。日が出ているうちはビールもいいが、夜になったらさすがに寒くて飲めなくなる。
そこでホットウイスキーを飲む。お湯を沸かす道具と安いウイスキーがあれば、それだけで延々飲める。
寒いせいか普段より全然酔わないので、3〜4人で1本くらいはすぐに空いてしまう。
体は温まるし、トークははずむし、ホットウイスキーは欠かせない。甘くするとより美味くなる。
これを飲みたいがために行っているのかもしれない。ホットラムはまだやったことないけど、そっちも美味いんだろうな。


寝るときはちょっと絶望感がある。テントに入っても最初は外と温度が変わらない。テントという囲いがあるだけだ。
でもマイナスまで大丈夫な寝袋と背中に敷く空気マットがあれば、ある程度快適に眠れる。思ったより意外と寝られる。
朝も当然寒いけど、起きた後に飲むコーンポタージュは格別だ。


こんなことをすると風邪ひくとか思われるけど、実際ひいたことはない気がする。
寒い環境に体が適用したのか何なのか。普段より体のパワーが上がってるからなのかな。


まあとにかく、寒中キャンプは楽しい。
寒いのに何でこんなことしてるんだろうと思うけど、楽しい。