ユニコーン武道館

とうとうこの日がやってきた。
この3日間位、picon00が取ってくれたチケットを見る度にドキドキしていた。
ユニコーン好きの4人で武道館に行く。
朝、めざましテレビで前日の武道館の様子を見てしまった。
おかしな2人を歌っているではないか。
午前7時半からテンションが上がってしまう。


早めに会場入りして、グッズを買うことにした。
普段はあまりしないのだが、
今日だけはユニコーンのTシャツを着て、ユニコーンのタオルを首に巻いて、
ペンライトを振り回したかった。
地下鉄に乗っていると、急遽行けなくなったM松っちゃんに代わり、代打でitoが行くとのメールが来た。
メールを見た後にホームを歩いていたら、偶然itoに声を掛けられた。
久しぶりの再開、しかもタイムリーな不意打ちにテンションがさらに上がる。


武道館の前に着くと、そこにはaki-mが待っていた。
3人でグッズ売り場に並ぶ。というか並ばずに買えた。
目的のものは全て購入し、とりあえず会場の外でビールを飲む。飲むけど酔わない。
各自着替えを済まし、皆で「なんだか信じられないね」と話していた。
なぜかitoとは、吸っているタバコと履いているスニーカーが一緒だった。


会場に入って、picon00がやってきた。4人揃った。
席は2階席の非常に見やすいところだった。手すりの柵もあって安全だ。
開演前の音楽ではRCサクセションのドカドカうるさいR&Rバンドが流れていた。


19時過ぎ、ひまわりのイントロが聴こえていよいよ始まった。
始まってからは、もう10代に戻って飛び跳ねた。
飛び跳ねながら、ステージにユニコーンがいることが最初は不思議に思えた。
3曲目でスターな男。ここで完全にスイッチが入った。
シャンブルの曲が中心で、その間間に「えっ」というかつての曲が入る。
働く男、自転車泥棒、ロック幸せ…
テッシーがオッサンマーチの歌詞を忘れてたりして余計盛り上がる。
PTAを歌うと聞いてはいたが、リミックスされててかなりかっこよくなってた。
「ぼ、く、たちの新しい先生は」と歌う民生の顔がアップで映し出される。
インカムつけて、ニヤけながらTMっぽく歌ってた。たまらない。
EBIの犬声もブラックタイガーでちゃんと聴けた。
EBIはやっぱり40を過ぎても素敵だ。
終盤は大迷惑、ヒゲとボイン、車も電話もないけれど…とすごいことになった。
そしてアンコール1回目でなんと人生は上々だ+CSA(SMA)。阿部のMC独壇場。
アンコール2回目がラストで、開店休業で締めた。


ライブ中、何回も「テッシー」と叫んでしまった。picon00も「キャー」と絶叫していた。
WAOのときのテッシーのライトハンドは当然アップで映っていた。
今日の会場、テッシーが大人気だった。
EBIがもっと目立ったらよかったな。


しかし、昔かっこいいと思い、今もずっとかっこいい。ユニコーンはすごい。
楽しいし、かっこいいし、泣けてくる。そして川西は50に見えない。
3時間は本当にあっという間で、それでもまだ聴きたい曲は山ほどある。
素浪人ファーストアウトとか君達は天使とか、服部とか、フーガとか…
帰りはまた、RCのスローバラードが流れていた。そして中村獅童がいた。aki-mが気付いた。


これを書いているのは翌日なんだけど、
子供みたいにあったことを全部書いてしまった。
サマソニ、行こうかなあ。