今日は七夕だ。そして今日2011年の7月7日の朝7時に、id:picon00が入籍した。


初めてid:picon00というかマリーを見たのは97年5月の新歓合宿のときだった。
当時合宿で8ミリカメラの撮影テストをやっていて、マリーはこん棒みたいなのを持ってグラウンドを走っていた。
面白い走り方で、現像したのを見たら面白く映っていた。変な子が入ったなと思った。


部室で会うようになって、お互いからかったりするようになった。
マリーと話していると小学生になったような感じになる。「けっ」とか「へへっ」みたいな。


そのうちマリーはマンガを描くようになった。多分昔から描いていたんだろう、上手くてびっくりした。

ピッチョンはあの頃生まれたんだっけか。同じく昔から描いていた僕はくやしくなってマンガを描くようになった。


そんなことしてたら、サークルの文芸誌の担当委員にマリーと僕が選ばれた。
集まってくる原稿を見て楽しくて、表紙をどうするかとか、どうやって印刷屋さんに出すかとか色々やった。楽しかった。
マリーが忙しくてできないときはちょっと不安だった。


初めてマリーが撮った映画はピッチョンのクレイアニメだった。同期のチェーンソーの実家で泊り込みのアフレコに呼んでもらって、酔っ払いの人形の役を吹きこませてもらった。塾のバイトの帰りでスーツで行ったのだ。

ピッチョンは傑作だった。勢い止まず、その後マリーは煙使いという映画を撮った。サークルのほとんどのメンバーが出演した。マリーのお父さんも出てる。撮ってるときから、何かすごいことになりそうな気がした。繋いで完成したその映画は、本当に面白かった。観たときの感じを今でも憶えている。


その頃同期の皆や先輩、後輩も映画を撮っていて、集まった作品を中野ZEROホールという所で上映した。
結構大きいホールだ。僕も映画を撮っていたので母親と妹を呼んだんだけど、10年以上経った今でも煙使いは面白かったと2人は言っている。面白い映画はずっと憶えている。僕の映画の感想は未だに聞いてないのだが。


免許合宿に皆で福島の原町に行ったときも面白かったな。食堂のTVで驚きももの木20世紀の大泉滉の回を一緒に見たりした。


マリーはその後も映画を撮り続けた。闇に蠢くという映画は、その年の早稲田映画まつりのグランプリになった。上映会で観たときは震えたな。僕は立て看板に闇に蠢くの絵を描いたりしたよ。


そしてカラオケで宍戸留美歌ったのはマリーが最初で最後だ。何だかよくわからんが、いい歌だった。


じいちゃん子ばあちゃん子の話もよくしたなあ。


色々思い出して止まらなくなってきた。
いつも皆の真ん中にいて、今もずっとちゃんと真ん中にいるマリーが入籍したんだ。
今日は朝からびっくりしたけど、おめでとう。
いつも飲むときは呼んでもらってたから、今度は呼んでみたりするよ。