雑記

夢を見たので忘れないうちに書いておく。
僕は大学の先輩M松姉さんとバスに乗っているんだが、
そのバスには会社で隣に座っている40代後半のお父さんもなぜか乗っている。
お父さんはボストンバッグを持っているので、ひょっとしたら家出なのかもしれない。
3人で談笑しながらしばらくバスに乗っていると、お父さんが
「この先は右に行っちゃうから今降りよう」
と言って3人はバスから逃げるように降りる。降りたところはJRの「横浜国立大学駅」付近。
もちろんそんな駅はないと思うが、僕は前に一度来たことがあった。
僕らはケーキを探していて、それが横浜国立大学駅から左の方にかなり歩いた緑色のスーパーに
売っていることを知っていた。シャッターが閉まった商店街を3人で歩いてスーパーに向かう。
途中、左手に駄菓子屋が見えてきた。お父さんも意外と乗り気だったので駄菓子屋に入る。
駄菓子屋は居酒屋の座敷の体で、サラリーマンのグループがいくつか座って丸い麩菓子を食べている。
どこから取ってきたのか、M松姉さんとお父さんも麩菓子を食べている。その横にはいつの間にか
大学の先輩みのさんと同期のチェーンソーも座っていて、「麩菓子うまそう」と話している。
僕は麩菓子を手に入れようと店内を見回すと、サラリーマンたちがいる後ろの棚にあった。
取りに行ってみると店主のおじさんが片付けを始めていて麩菓子は片付けられていた。
その店はボロ家だが、隣に建っている店長夫婦の家は鉄筋コンクリートのきれいな家だった。
駄菓子の他に健康グッズを売っているようで、そっちの方が儲かっているんだろう。
皆のところに戻って外を見ると、店の縁側の高さスレスレまで潮が満ちている。店の外は海だ。
「この辺りはいつもこんな感じなんですか」
と店のおかみさんに尋ねると、おかみさんは当たり前だろうという表情を一瞬して、
他のお客さんのテーブルを「狭くて悪いわね」とか言いながら拭き始めた。
僕らは帰れなくなるので外に出た。外に出たときには潮は引いていて足は濡れなかった。
マイクロバスに荷物を乗せて、出発するまで外で談笑していた。