雑記

本を買いに秋葉原ヨドバシの有隣堂に行った。
欲しかった本は在庫切れだったが、目に止まった本を手にレジに並んだ。
しばらく順番待ちをしていて、あることに気づいた。レジコーナーに10人くらいいる店員の内の一人が、高校の同級生なのだ。
「げ、」と思った。
そいつは確かギター部だった。長髪の変わったやつで、あんまり友達はいなかった。僕もあんまり話したことはない。ただ、「嫌われるくらいの方が存在感があっていい」と言っていたのを憶えている。確かに妙な存在感はあった。
そいつがレジに立っている。「世の中狭いもんだ」とか考えていたらどういうわけかタイミングが合ってしまい、そいつのレジで会計をすることになってしまった。
うかつに目を合わせられない。しかもそんなときに手に持っていた本はこれだった。

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)

なんとなく気まずい空気が流れつつ、会計を済ました。カバーは緑色にしてもらった。