雑記

いつもの喫茶店で昼飯を食べていると、今日も常連のマンガさんがやって来ました。50代中盤。白髪混じりの髪は順調に伸びて、もうボブカットくらいです。
マンガさんは陽のあたる窓際の席に座って、英字新聞を読み始めました。マンガさん、やるなあとちらちら見ていたら、隣に座っていた人たちがマンガさんに話しかけました。どうやら同じ会社の人たちのようです。
その会社の人たちは、焼酎の話をしているようでした。割り方の話のようだったのですが、チューハイの話になると急に

「チューハイのハイはね、ハイボール・・ 炭酸がはいってる」

とマンガさんがしゃべりました。ゆっくり低い声だった。僕にとっての第一声。しかし聞き流されたので、また英字新聞を読み始めました。
しゃべったときのマンガさんは笑顔だった。すごい収穫だった。