You Lark

さよならみどりちゃんを観てきた。新宿トーア。
コマ劇では北島三郎の公演をやっており、じいさんばあさんがすげえ数。老人の団体。
幸運なことに偶然トークショーの回を見に行ったため、映画館にはおっさんが結構多かった。最前列はおそらく全員おっさん。
星野真里はやはりさわやかで、清純派で、芯がありそうに見えるので、原作のゆーことはちょっと違った。原作のゆーこは何かちょっと流されていく感のある女の子だったような。
ユタカ役の西島秀俊は、なんとも言えない違和感というか、どこかに属しているようでどこにも属してない感じを出していた。もともとこの人は、何の役でもそう感じるんだけど。そこがいいんだけど。この映画ではそれがいい方向に出ていた気がする。
ゆーこに意志があって、それが表向きに見えてくるように描いていたので、原作のクールな感じ、淡々とした感じとはちょっと違った。原作と切り離して考えればそれはそれでよいような。
原作にはなかった、ラストの吹っ切れは気持ちよかった。
星野真里はだんだん脱いでいったなあ。ちょっとじらされた。
ラブシーンはもっとエロくてもよかったのにと思う。シーンは多いけど、ちょっと淡白な感が。まあ日常だしいいのか。


そして上映後のトークショー星野真里はめちゃめちゃかわいかった。うん。
退場のときに、最前列にいたおっさんの1人がステージに手を出して、真里ちゃんと握手をしていた。
さっきまでスクリーンの中にいた女の子が目の前に現れて、そしてその女の子に触ったと。なんかある意味ファンタジーカタルシスってなんだろう。