映画

以前、会社の先輩と喫煙所で話したことを思い出して、
久しぶりにジャズ大名をビデオでみました。
幕末、実は音楽好きな藩主が、流れ着いた楽団の黒人3人組とジャズセッションをするという話です。
ストーリーとかはこの際関係ない感じです。ギャグばかりです。なので書きます。
ラスト、城の地下で行われるジャズセッションのシーンは圧巻です。
藩主以下、一族郎党もいつの間にかじゃんじゃんセッションに参加し、しまいにはええじゃないかの民衆も入ってきて、おまけに最初にメキシコ商人役で出てきたミッキー・カーチスがなぜかエレキギターを弾いてたりとか、タモリがラーメン屋の屋台を引きながらチャルメラを吹いてたりとかテンションが上がりつづけます。セッションしてる間に大政奉還が行われ、明治になったりしてます。
争い事とか政治臭いことは置いておいて、みんなを巻き込んで楽しいことをやる藩主の姿を見ると、何かハッピーな気持ちになります。
岡本喜八やっぱりすごい。カットのテンポも独特で好きです。